リツキー/リスト&ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第1番&第2番(モスクワ・ライヴ) オファー

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①リスト:ピアノ協奏曲第1番変ホ長調 ②ラフマニノフ:ピアノ協奏曲第2番ハ短調op.18 ミハイル・リツキー(ピアノ) 指揮:ウラジミール・ポンキン モスクワ放送交響楽団 録音:1997年4月 ライヴ ロシアの生んだ異才、ミハイル・リツキーのDENONへの5枚目のアルバム。今までの彼のCDやコンサートを一度でも聴いたことがある人なら、彼の演奏スタイルが一般受けや外面的な効果を一切狙わず、自分自身の感性のみを信じ、正に唯我独尊というべき態度で作品の本質を抉ろうとしていることにきっと気づかれたであろう。ラフマニノフは第1楽章冒頭の和音の打ち鳴らし方から、いきなりショッキング!リツキーは域内最初から骨太タッチで2拍目のテヌートも十分に保ちながら悲痛なもがきをあらわにし、その後更に緊張の色を強めて甘美な空気を完全払拭。厳しく切実なドラマの幕開けを告げる。第2主題もうわべの美しさとは無縁の凛とした風情を崩しません。コーダーの入りも慎重そのもので、すべてを意味深く鳴らし、決然と締めくくります。第2楽章でも甘さに浸ることはなく、タッチを曖昧にせず、深い呼吸を隅々まで行き渡らせながら、先の見えないこの楽章の浮遊感を見事に表現しています。終楽章は全曲の白眉!あらゆる競合盤の存在を忘れさせる圧倒的なスケール感、オケとの一体感、緻密な構築は最後まで揺らぐことなく、威厳と格調を貫く精神力には唖然とするばかりです。リストも気軽に聴けない独特の凄みを湛えています。各フレーズをその長短に拘わらず最大限に大きく息づかせるので、緊張感に満ちた流れが弛緩することがありません。その良い例が第2楽章の最後、フルートで奏でられる副主題を支える長いトリル。最後の一音までこれほどピアニストの「手」を感じさせる様に鳴り切った例があるでしょうか?一方、ポンキンの指揮も大きなポイント。豊富な内容量と壮大なスケールを誇るもので、リツキーとは演奏旅行でも共演を重ねて気心が通じているせいか、互いの強烈な個性を引き立て合って絶妙な緊張感を生んでいるのです。まさに協奏曲を聴く醍醐味だ!(ライナーノーツより抜粋) 国内盤【廃盤】【希少盤】帯無し 盤面少しすれありますが再生問題無し *まとめ買い値引き致します(要事前コメント) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き

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